ドイツ・オーストリア 食について

hamarishow2008-09-21

 まずい!!
とにかく味がないし、単調。必ずポテトが出てくる。
いくらジャーマンポテトって言うからって言うからって!!
必ず大盛りに盛りに盛られていたり、サイドに居たり。
万人に好かれるものなんだろうけど、そうそうあのバターで
味付け・芯の残るポテトは飽きもせず食べられるもんじゃないよ。
・・・といいつつ私は平気だったけど、ツアーのみなさんは辟易。

 肉もうっすいの。ケチってんのか?
いやいや、違う。でも有名な郷土料理の子牛のカツレツ。
私は切って断面を見た時
「ハムカツかーーーーい!!」 とツッコミました。
ころもよりも薄い肉。肉より厚いころも。
味は塩もコショーもなく強いて良く言うなら、素材そのままの味。
豚のステーキも焼いてなくって、ゆでにゆでたやつで(もちろん極薄)
パッサパッサーで肉のうまみを全てそぎ落としました!!って感じ。
 気になったので帰国して調べたところによると
昔、塩などはとてもとても貴重だったため、客に味のない料理を
だし、それに塩を客に渡して味をつけさせることが最高のおもてなしだったと
いう歴史的文化があるらしい(真偽のほどははっきりしないけど)
デザートも一体このひとつに占める砂糖の割合ってどんだけ?
2/3は砂糖では・・・?と思わせるほどの甘さ。昨今の日本ではビターチョコなる
ものがはやっていたりするけど、そんなもの、そんなものー。
チョコにキャラメルがまきついてんのが大半だったように思う。
こっちでいう。。。名前が浮かばない!!はっきりわかってんのに。
【わかりしだいアップしよう。。。】

 毎日ホテルは転々と変わりました。
でも毎日朝食はそのバイキング(洋食オンリー)
ハムの種類が豊富なことと、日本のそれと味や食感が全然違う。
とにかくおいしい!!味がしっかりしている。日本みたいに水っぽく
べしゃべしゃしてもない。とにかく毎朝ハムたちを食べるのが
本当に楽しみだった。牛乳も濃厚でおいしい。日本のあの濃厚牛乳とかとは
全然違うの。ヨーグルトも全てがカスピ海ヨーグルトばりのもっちりさ。
日本のあの水っぽさは一切なし。これらの食品は日本は敵わない。
 ちなみに気になると調べたがりの私は時間のない中、
値段をスーパーにてチェック。考えられない。100グラム1ユーロ台。
1ユーロは当時160円くらい。日本では考えられない安さ。
しかも百貨店にしか置いていないような高級ハムクラスのやつ。
ちなみにチーズも日本では考えられないほど安いの。
どんだけ中間マージンやリベート、関税がかかっているんだろう・・・

 パンもカイザーゼンメルという向こうのパンが毎食置いてあって
私はこれが一番お気に入りパンだった。他に穀類がぎっしり入った
パンとかが多かった。ふわっとしたパンより固いのが多い。
ドイツパンだけど、フランスパンみたいな感じかな。
で、カイザーゼンメルは日本人の口にも合うけど、
けっこうすっぱいパンが多いのが印象的。発酵の度合いかな。
日本じゃ「あれ・痛んじゃった?」と誤解されるかも。
私はすっぱいの苦手でしたが、母は好きみたいでした(何でも食べる)

 でも総じてまずい。