乳がん検診

 行ってまいりました、乳がん検診。
友達複数名が痛くて痛くてちぎれるかと思った、
泣き叫びたかったなどと申すもので、
どんだけ痛いんだ、怖いなあ、と思ってた。

 しかし余命3ケ月の花嫁とか
先日も乳がんを告白された女性シンガーの方などの
影響でテレビやネットでピンクリボン運動が
盛んに行われ、それらにふれまくっていたら
怖くて怖くて仕方なくなって行こうと腹をくくった次第でありんす。

 江川達也似のおじさん先生。
まず触診。診察室に入ると、
「では上を脱いでバスタオルで覆ってベッドに寝てください」
カーテンで部屋のベットのある方半分が仕切られていた。
準備できたので「お願いします」と先生を呼ぶと
バサッと勢いよくバスタオルを取られた。
意味ねー。最初からいらんような。。。

 最初は胸に対して縦に外側から内側(谷間側)へ
何本か線を描くように押していく。テンテンテンテン・・・
次は宙に浮かさずグッと押しながら上から下にスー。
これも片乳(お下品な表現になってる?)に何本か線を。
そこまでは想定の範囲内だったけど
「じゃあ、次はしぼりますねー」といわれて
最初は片乳の全脂肪をギュー。3工程くらいで
どんどん乳首側によって来る。握る脂肪の量が減る。
これは、血や分泌液が出ないかどうかを調べるため。
だけど「ホルスタインちゃうねんから」と恥ずかしさと
滑稽さ・驚きと意外性で笑いそうなのを
必死でこらえた。われながら何とアホなんだろうか(嘆)

 次に恐怖のマンモグラフィー
片乳ずつ縦と横にギューっとペッタンコに機械で押されての
みんなが悶絶するあの検査。ギャーー!!
まず縦(上下から押す)から。片乳を台に乗せる。
餅を伸ばすかのようにレントゲン技師が両手で思いっきり
片乳を引っぱりまくる。そこが一番痛かったような。
そしてそのまま機械でえらいことにされた。顔を後ろに
向けておくように、という指示があったし、レントゲンを
撮った瞬間に機械が開くシステムだったので
状態を見ることはできなかったけれど感覚的にはべしゃんこ。
次に横(左右押される)だけど、やはり技師に
引っ張られるのが一番痛い。けど、噂と違って
思ってたより・・・というかあんまり痛くなかったけど。

 最後に超音波エコー。
片乳ずつ。透明のジェルをたらし、それをエコー器具で
伸ばされる。そして見ていく。断面なので上から
脂肪(胸)背骨・肺、と見えていた。素人目にも
わかるくらい3層になっていて「私って人間なんやー」と思った。
そんな中、時々マッシュルームのような黒い大きな影が映る。
結構一定の距離を保ってそれは出現していた。
「え?この黒い影って何?いややなあ・・」と
思ったけど先生が
「うん、以上ないですよ」と言いながらエコーを見ていたので
大丈夫なんかな、まさかこんな大きいの見逃すはずがないし。
そう思ったけどやっぱり気になるので聞いてみた。
「あのー、これなんですか?(指さし)」
「ああ、これは肋骨の輪切り状態ですね」
なるほどー。結果、異常なし。その日に結果が聞けた。

 マンモグラフィーについて。
多分ある程度 胸のある人は痛くないと思う。
痛がっていた友達は思えばみんな控えめなように思う。
私の母がちょっと前に受けたんだけど痛くなかったと。
母は明らかに巨乳。若い日の写真はすごいし今もある。
その母の説はこれ。
「多分痛いのは小さい人なのよ。私は痛くなかったの。
腕でもちょっとだけつまんだら痛いけど
たくさんつまんだら全然痛くないでしょ。
大きい人は痛くないと思うのよ」

そうかも。今日受けてみて思った。
あれは脂肪のついてない人にはキツいかもしれない。
カップからだと痛くない、とかはわからないけど。

 ちなみに大体1万円はゆうに超えるこの検査。
私が行った所は保険をつかわせてくれるので3500円でいけました。
キレイな病院で先生も紳士的だし、職員の方も丁寧です。
ただ待ち時間はえげつなかったです。
0:00に予約していたのに診察は0:40に呼ばれ
終わったのは14:00でした。予定があったので抗議に行きました。
そしたらすぐに呼ばれました。これって一体・・・・
しかし感じのいい病院だったのでまた何かあれば行きます。