明日で終わり

 ずっと綴っておりますが、明日はずっと書いてきた
カレも含めた転勤者の送別会。今日の夜、友達に
「気持ちは完全にふっきれたの?」
         というメールをもらった。
それについては完全にふっきれているんだと思う。
こんな時にそう感じる。
 前はカレが営業で外に出ている時は
何も気にせず話ができても、
カレが事務所に帰ってくると意識して
普段どおり振舞えなかったりした。
だけど今はカレがいようがいまいが
全く関係なくなっている。
全然何も気にならない、意識的にならない。
 前は何かモノを渡す時とか(例えば収入印紙とか)
指の先でも触れようものなら『ハッ』とかしたけど、
今は心に何の波風も立たない、とか
小さな事だけどふっきれているのを痛感する時。
 でも明日で本当の本当に
カレのその姿を見れるのは最後になると思う。

 これまで転勤していった人はたくさんいる。
特別仲が良く、一緒に旅行に行ったりもした
後輩の子1人はこっちに来たり、
あっちに行ったりしたりしているが、
他の人たちに関しては一度も再会を果たしたことは無い。
大河ドラマ大好きの私には
『今生の別れ』という言葉が頭から離れない。
 
 昨日も今日もカレは事務所にいたり、
得意先をまわったり。
いくら気持ち的にふっきれたとはいえ、
一度は好きになった人。
やっぱり二度と会えなくなると思うと、
何だか普通とは違う気持ちがわいてくる。
普通の寂しい、とかそんな単純な感情じゃなく、
もっと複雑な。

 送別会はやっぱり去る人が
みんなにお酌をしてまわられる。
 明日、私はカレにどんな言葉を
最後のお別れにかければいいんだろう。
全くいい言葉とかニュアンス一つ浮かんでこない。
 

 そんな今日の朝に偶然聴いたのがsomething elseの
『ラストチャンス』
 何だか歌詞のほとんどが私に重なってくるような気がした。

 明日はカレに私として真の意味で
けじめをつける”ラストチャンス”
歌の中でもここの部分が今の私には一番心に沁みる。


 give me a chance
 最後に賭けてみたいんだ
once more chance
 後悔だけはしたくない
 一体どこまでできるかも分からないけど
 give me a chance
 願いを形にできるように



 give me a chance
 無くしたものを取り戻すよ 
once more chance
 このままじゃ終われないんだ
 答えなんて本当は何処にもないけど
 give me a chance
 この声が君に届くように


 give me a chance
 願いを形にできるように
 この声が君に届くように
 素晴らしい明日になるように
 give me a chance
 give me a chance


 歌の中のサビの部分・ほぼ全部だなあ。
全体的に歌詞が自分に本当にリンクしてる。
最後の「明日」ってのもタイムリーだし。
偶然この歌を聴いたけど、必然だったのかな。
 
 何て声をかけたらいいのかもわからないけど、
今思ってるのは1つ。さよならは笑顔で!!