ピンチヒッター

 今日、会社で先輩であるHさんが
 「あーーっ!!」
といいながら私の足(ふともも)を人差し指でグリグリしてきた。
みると黒のパンツ(ズボンよ)からちょと肌色が・・・そう、縫ってある一部分が
ほつれてしまっていたのだ。『げっ!!』
 見つけてくれたのが仲のいい女の人で良かった。しかしこのまま座ってはいられない。
あわてて巻いてきたショールをかぶせる。応急処置OKかと思いきや、立ってもそんなのを
持ってある特定の部分に固定しているのは不自然極まりない。しかし立っているとビミョーなものが、歩くという屈伸運動を加える事によってチラ チラ と見えてしまっている。こんな確認を誰も来ないでろう暗い書庫で一人でやっていた。
 ダメだ・・・私はあるものを持ってトイレにダッシュした。個室に入りパンツ(だからズボン)を抜いて ぱちーんはちーんぱちーん  ☆☆☆
 ホッチキスで裏からとめた。痛いかな?ちょっとはチクチクするかな?と危惧していたが、けっこうヘーキ◎それで今日は夜ゴハンのお約束があったのだけど、そんな身なりで行った。ホッチキスという文房具は裁縫にも使える。