ヘドウィグを見る

 今日はSさんに借りたヘドウィグを見る。
想像と大きく違う内容に以外さを感じる。
大筋で話の内容は知っていた。何が以外だったかというと
そのほとんどが歌で構成されていたから。
もっと芝居の部分が多く、要所要所に歌があるのかと思っていた。
 私はあんまりこの作品に馴染めず。
それはヘドウィグの顔が私には生理的にイヤだったことも大きい。
話に全く関係の無い部分だけれど私にとって視覚的なものは
重要であると認識した。感じてはいけないことだけれど
それがラブシーンを見るに耐えないものにした。
そして披露される歌も良いと思えず。
人からの大きな裏切りが多く、何だか報われない感じがした。
終わり方も中途半端な印象。生々しい場面も受け入れられず。
決して私はカマトトぶる気は無い。
そういうシーン全てがいや、とか
そんなバカバカしい事を言っているのではない。
何となく、なのだ。何となくこれは受け付けない、というか。
感覚的なもの。アニメのようなものも出てくるが
それも何だか独特の奇妙さを感じた。
誤解の無いように言っておきたい。
私は決して同性愛に偏見的な考えは無い。
 でも三上博史のヘドウィグは見てみたい。なんて矛盾した感情。

 夜に功名が辻を見る。
今夜でロンブーの淳は病死するんだけど、
死はナレーション処理。病床のシーンや
重病をおして家康に挨拶を入れるシーンがあった。
淳って芝居上手くない?私は今日、役者・田村淳のファンになってしまった。
芸人の時は何て悪知恵の働く性格の悪いヤツなんだ!!と
良い印象が無かったのに 今日の芝居は良すぎたよ〜・・
多分 年をとったら片岡鶴太郎の様に役者にシフトするんだろうな、なんて
他人の人生設計にまでプチ干渉。
 高田のぶひこ(合ってる?)向井亜紀の旦那さんも家康方家臣として出演。
こちらは学芸会レベル。西田敏行上川隆也篠井英介の3人の場面。
みんな上手いの。この3人の芝居の中に入ってくる高田氏。
とっても浮いていた。でも一生懸命さが伝わってきた。母も
「一生懸命ここだけ何度も練習したんやろうねえ・・・」

10/29からTEAM NACSの安田顕さんが出演されます!
これが楽しみ。この人の声が一番好き!(声フェチの私)