THE PLAN 9 16th こわがり 大阪千秋楽

 今日、19時からうめだ花月にてthe plan 9 の本公演を見た。
今回はなかなか灘儀さんと鈴木さんが出てこず 三人のお芝居が長い。
まあ、最初から五人出てこないのなんて当然なんだけど。
 題名だけで『怪々々々々』のようなイメージがあったのだけど全然違った。
イメージだけで「こうじゃないかなあ」という予想ではなかったけど。
 オープニング、今回はカッコよくて好きだった。「キャー!!」とバカ丸出しの
奇声を発したい気分の高揚を理性で押さえつける。シブすぎた・・・(余韻)
 今回はお笑い色が濃いなあ、と感じた。
オープニングまでのお芝居なんて100%(自分内)
あと、途中で展開が分かってしまった。「もう犯罪者とは関わりたくないんですよ」で
「ん?」と思う。最初に繋がるんだな、と。
そして「教授に自分の長年の研究を横取りされ」うんぬんのところ。
「あ、あの書類だ。」みたいな。
 しかし今日一緒に見に行った方は何でこんなに全てのことに精通しているの?と
いつでも会う度に不思議でならないSさん。心の中で師匠と仰いでおります。
お芝居もかなり見に行かれているのだが、鈴木さんだけが荒療治を受けなかったので
グルだと気づいた、と。「ええーっ!!全然気づかなかった!流石!!」と大感激。
・・・単に私がバカなのか、とも考えない図々しさ。
 全体的にお笑い。大喜利だったり心理テストだったり。。。
お芝居らしいお芝居は最後の最後だけだったような・・・
 でもどんでん返しみたいな展開のラストにビックリ。鈴木さんは巧いなあ。

 灘儀さんのダンス、サイコー。バク転には奇声を発しましたよ。
とめられるわけないじゃん(居直り)
あと、アドリブの催眠シーン(ほぼ大喜利)ゴエさんの奈良の騒音おばさんよかった。
 千秋楽に期待するもの。その1つはくずした芝居・アドリブ。
アドリブを楽しむために初日公演には行くのがいつもなのだが、今回はチケットが
手配できず あえなく千秋楽だけに。しかしココがアドリブなんだな、というのは
空気で分かるので十分楽しめた。
 期待するもの 2つ目。カーテンコール。いつだって有ることは有るけど
来場のお礼と物販の宣伝位。千秋楽は一人一人感想やウラ話が聞けるから。
灘儀さんがセリフ長いので大変だった、という所に納得。確かに多かった。
あんなにセリフ覚えるのが苦手だ、とおっしゃっておられたのに芸人魂ならぬ
役者魂を見た気がした。仕事なので当然なんていう方もおられるだろうが
少なくとも私の感想としては。。。
 
 何だかお芝居の感想とは思えない文章をつらつらと書いてしまったが
お話良かった。でもどうせならもっと芝居色の濃いものを希望。
次は覚さん脚本なので期待大。
 
  やはりプランはいい! そう思えた公演でしたっ