TEAM NACS ふるさと公演 HONOR

 振替休日を取得し、マチネ公演へ出かけた。
やはり私的に一番出席率の高いシアタードラマシティ。
2年ぶりのNACSの舞台ということでまたまた相当前から
楽しみにしていた、待ちに待った公演だった。

 序盤から「NACSらしいな」と思う流れに展開。
ところが私の悪いクセが出てしまった。
どうも最近やっと気づいてしまったのだが、私はちょっと自分の
嗜好に合わない部分が出てくるとその途端に頭の中で不協和音が響きだす。
その『合わない部分』というものの正体が分かった。
大きく分けてそれは2つ。
1つは絶対に確実にどう転がっても現実的に有り得ない設定や状況
もう1つは私の何かが拒絶してしまうクサい展開

 それがこの舞台中には多々見受けられた。
もちろん上記の2つがあってこそ良い舞台というものもあると思う。
そういう舞台を見てよかった、楽しかったと思って帰った事だって多い。
要は私自身が受け入れられるかどうか、みたい。。。
(偉そうにいっててわれながらヤダヤダ・辟易)
ところが私が中でも「クサい、ムリだ」と痛烈に思ったシーンで
他の観客は涙してハナをすすっていたので本当に驚いた。
「あ、ここは通常泣けるシーンなんだ・・」
そういう私と他の人々の様子の違いを感じたシーンがたくさんあった。
  私の素直じゃない、物事を穿った視点で見てしまう気質が
この悲劇を生み出した模様・・・せっかくの舞台なのに
その世界に入り込む事ができずに終わってしまった。
・・・・っていうか正直途中何度も転寝してしまって。。。
でも自己嫌悪に陥っていないのはこれが私の捉え方だから
人それぞれ仕方ないって考えているからだと思った。

 でも前回の舞台のCOMPOSERは私の数ある舞台観賞の中で
1位な事は変わらないけど(さりげなくフォロー・・・)
これから今年は見たい舞台が目白押しなのでめげずに参戦せねば。